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犂起し(すきおこし)


旧暦の節句が終わると、水田の乾いたところから、馬を飼っている家では犂起しを始めます。馬は足が速く能率は最高によいのですが、馬方は大変な仕事でした。若い元気な人でも苦労したものでした。この馬も、5・6戸の農家に1頭しか飼っていませんでした。
ただし、昭和12年、日支事変が勃発した後、12月ごろほとんどが軍馬として出征してしまいました。その後、牛の飼育に変わって、飼い易くたいていの農家へ導入されました。

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