女性部・青壮年部だより

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「グリーンレディースカレッジ」ようやく開校! 6月16日(火)~17日(水) JA能美施設 於

新型コロナの影響で、ようやく今年度最初の活動をすることが出来ました。3密を避けるために、会議室ではなくライスポート倉庫の広い空間を使い、「園芸やさい講習会」と「花の寄せ植え」を2日間、3班に分かれて行い総勢85名が参加しました。
最初に新任の酒井正美部長よりグリーンレディースカレッジ開校の挨拶があり、出来ることからやっていこうと話しました。

園芸やさい講習会」は、JAグリーン能美の営農園芸アドバイザー・東保之先生に講師をお願いし、家庭菜園における畑・野菜作りの大事なポイントをお話ししていただきました。東先生の著書「改訂版・北陸の野菜づくり」の一部を抜粋した資料を基に、人間本位の野菜作りではなく、野菜本位の特性を理解したうえで栽培していくことが大切だとの話に、自分本位の野菜作りに少し反省した部員もいたようでした。
部員からの質問で、「近年、玉ねぎにトウ立ちが目立つが、なぜか?」という質問に、暖冬が影響していることを挙げ、野菜などの植物は気温変化によって成長促進されたりすることがを分かり易く説明されました。昨今のコロナ生活で、私達人間はここ(地球)に居させていただいていることに感謝しなければならないと気づかされ、この野菜講習を聞いてさらに植物や自然を尊重しながら生活をしなければと改めて感じました。
花の寄せ植え」では、JAグリーン能美店内の花屋さんスタッフ・太田三津子さんの指導のもと、ミニバラ、ローズマリー、ブーゲンビリア、観葉植物など全6種類を直径36センチの鉢に植えました。水を好むミニバラなどの植物と水を好まないブーゲンビリアなどの植物を同じ鉢に植える場合は、水を好まない植物はポットに入ったまま(買ったまま)の状態を利用し、そのポットの底を切り落として植え付ける方法を学びました。また、これからの季節「水遣り」も大切で、使い古しの割りばしで水加減を計る方法も教えていただきました。割りばしを土に刺し花鉢に水を遣ります。10分後割りばしを抜いて割りばしが乾いていればもう一度水を遣る…という具合です。
花は不思議と人の心を癒してくれます。花のある生活、花の好きな部員らにとって今回も新たに学ぶ事も多かったようでした。寄せ植えした鉢は、家の玄関に飾ることで家族はもちろん、配達員さんも元気づけられるといいですね。

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