ルビーロマン栽培講習会 開催
2025年06月23日
5月8日、かほく市の砂丘地農業研究センターにてルビーロマン栽培講習会が開催され、生産者・関係者ら約60名が参加しました。
県央農林総合事務所職員から現在の生育状況について、一部の圃場で灰色かび病や害虫が発生しているものの、防除対策の徹底により生育は順調と報告がありました。
講習会では、同研究センター職員が花穂整形、ジベレリン処理、予備摘粒について説明を交えながら実演。ルビーロマンは灰色かび病や裂果の原因となる「花カス」が落ちにくい品種であるため、ジベレリン処理前にできる限り除去するよう呼びかけがありました。また、ビニールハウス内の高温多湿は発病を助長するため、ハウス内の換気を徹底するよう促しました。
生産者らはジベレリン処理後の管理や追肥の量について意見交換を行い、今後の栽培管理への理解を深めました。
写真:ジベレリン処理の説明を聞く生産者ら