高松紋平柿 初出荷・初競り
2024年11月21日
10月28日、高松紋平柿生産組合は高松集出荷場にて「高松紋平柿」の目合わせ会と初出荷を行いました。初日の出荷量は2700キロ。70戸の生産者が11月下旬までで70トンの出荷を見込んでいます。
今年は猛暑によるヘタ割れが確認されましたが、被害は一部にとどまり、上々の出来となりました。また新たに「スマートフレッシュ」を導入。エチレンによる成熟を抑制する薬剤で、青果物に対して高い鮮度保持効果を発揮します。従来よりも長く、採れたての品質を維持できるようになりました。
翌29日、金沢市中央卸売市場で初競りが開催されました。重さ、糖度などの基準をクリアした「プレミアム」1箱(6個入り)に、6年連続で10万円の高値が付きました。
競り落としたフルーツ坂野の坂野浩章社長は「今年は震災、猛暑、大雨と生産者はとても苦労したと思う。この価格が少しでも励みになれば嬉しい」と話しました。
同日、油野和一郎かほく市長、西川一郎当JA代表理事組合長、池田昌健高松紋平柿生産組合長が馳浩石川県知事を訪ね、今年の生育状況や初競りの報告を行いました。
写真:競り落とされた高松紋平柿「プレミアム」