令和6年産米の生育概況
2024年10月24日
当JA管内の生育概況は、田植期に一部で活着の遅れが見られました。6月に入ると晴天が続いたため、平年よりも茎数は多く草丈も長く経過しました。また本年は過去10年間の中で2番目かつ昨年の3倍の頭数のカメムシが大発生し、斑点粒が懸念されました。
最高分げつ期はゆめみづほで6月18日頃、コシヒカリで6月27日頃、ひゃくまん穀で7月8日頃となり、6月の梅雨入り後、降雨により土壌の湿潤状態が長引きました。特に中干し中のコシヒカリは弱小茎数の淘汰が進まず、最高分げつ以降も茎数は多く経過しました。出穂盛期はゆめみづほが7月14日頃、コシヒカリは7月25日頃、ひゃくまん穀は8月8日頃となりました。出穂後は平均気温27度超えの高温登熟となり、白未熟粒・胴割粒の発生、さらには登熟期を迎えるひゃくまん穀の紋枯病による倒伏が散見され、収量への影響が懸念されます。