JA石川かほく
HOME > 新着情報 > 令和六年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げるとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

新着情報

令和六年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げるとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

2024年02月15日

令和6年1月1日午後4時10分頃、能登半島沖を震源とする地震が発生し、激しい揺れが石川県内全域を襲いました。輪島市・志賀町では最大震度七、規模はマグニチュード七・六を観測。さらに日本海側では約4時間にわたり大津波警報が発令され、珠洲市・能登町では4メートルを超える津波が町を飲み込み、壊滅的な被害を受けました。大津波警報が発表されたのは2011年3月の東日本大震災以来で、津波による浸水被害は、珠洲市・能登町・志賀町において約190ヘクタールに上ると報告されています。また、家屋の倒壊による生き埋めや大規模火災が発生し、多くの尊い命が奪われ、元旦を祝う雰囲気は一変。町全体が変わり果てた光景となりました。

当JA管内においては、かほく市は震度5強、津幡町・内灘町では震度5弱を観測し、人的被害は小さかったものの住家への被害では、全損・半損・一部損を合わせて3890棟(2月2日14時現在)の被害が確認されています。

内灘町南部・北部地区からかほく市大崎地区にかけては、震源から100キロメートル以上離れているにも関わらず、深刻な液状化現象により壊滅的な状況となっています。液状化現象によって噴出した砂が低い土地に流れ込み、1メートル以上の地盤の隆起・沈下及び横ずれが確認されています。地域全体が歪んだように傾き、住宅や電柱・信号機が損壊したほか、車が地面に沈み込むなどの被害を受けています。さらに、上下水道の配管が壊れ、地震から1か月以上経ってもなお断水が続いており、地域住民は避難生活を余儀なくされています。


壊滅的な被害を受けた内灘町北部地区

壊滅的な被害を受けた内灘町北部地区

70センチの隆起により大きくずれた農道

深さ1メートル以上の地割れが起きた畑

亀裂が入った河北潟の道路

地盤沈下により寸断された才田大橋

資料が散乱した津幡東支店

隆起・横ずれにより崩壊した歩道

ページTOPへ