大雨により被災された皆さまへ　このたびの集中豪雨により、被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

2023年08月21日

令和５年7月12日深夜から13日未明にかけて、石川、富山両県で線状降水帯が発生し、雷を伴う激しい雨が降り続きました。

特に当ＪＡ管内では、24時間降水量206.5ミリ、日最大１時間降水量85.5ミリと観測史上最大を記録（アメダスかほく観測所）し、電気・水道・通信・交通等のライフラインに甚大な被害をもたらしました。

また、各集落では土砂災害・床上・床下浸水や道路冠水が相次ぐなど、多発化する集中豪雨の脅威をまざまざと見せつけられる事態となりました。

今回の大雨により農業生産現場では、農地法面、ため池の崩壊や農道及び用水を含む農業用施設の冠水・浸水被害がもたらされ、さらには農地や園芸用ハウス等への濁水や土砂の流入により、水稲・大豆・園芸品目で収穫が困難となる圃場が認められています。

とりわけ、河川の氾濫や護岸損壊が著しく、冠水・浸水被害が類を見ない状況にあり、農業用施設や農業機械、運搬用トラック等が浸水による修理、廃棄を余儀なくされるなど、収穫を目前に被災した農業者は農業経営の先行きが見通せない状況となっています。