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伝統の「大海味噌」寒仕込み

2023年03月15日


かほく市立大海小学校3年生12名は1月26日、同校で同市瀬戸町在住の髙﨑武義さん、政勝さん兄弟指導のもと地元に伝わる「大海味噌」の寒仕込みを体験しました。
材料の大豆「エンレイ」は児童たちが昨年5月に種をまいて栽培し、収穫したものです。大豆をセイロで柔らかく蒸しあげ、色と香りの良い味噌に仕上がるよう冷ました後、ミキサーにかけてミンチ状にしていきました。ミンチ状の大豆に塩と麹を混ぜ込み、空気を抜くため樽に投げ入れて熟成を心待ちにしました。
仕込みを終えた児童は「種まきから選別までの作業を体験したが、仕込みが一番難しかった。豆が味噌になる事は知っていたけど、改めて体験することができて良かった」と話しました。仕込んだ「大海味噌」は10か月間寝かせた後、日頃学校生活でお世話になっている地元住民へ贈られます。

 

写真:指導を受けながら大豆をミンチ状にする児童

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