高品質・安定生産を目指して

2023年01月12日

11月30日、石川県農林総合研究センターで県ブランド米「ひゃくまん穀」の次年度にむけた研修会が開かれ、ひゃくまん穀生産者部会県央支部かほく地区の29名が参加しました。
研修会では、津幡農林事務所亀田寛主幹が令和四年産の生育概況を振り返り、山間地での斑点米や地力の少ない地区での胴割米発生を受け、次年度の安定多収と品質向上の取り組みについて、水管理のポイント等を説明しました。続いて㈱ＪＡアグリライン石川塩口直樹顧問が水田土壌の生産力と水稲の収量を示し、水田土壌の問題点と土づくりの重要性について呼びかけました。
生産者は連作障害や栽培に適した土壌の条件など質問をあげたほか、生産者同士で栽培・管理方法について情報交換を行いました。
ひゃくまん穀は令和4年8月に石川県独自ブランド「百万石の極み」に認定され、県内外に向けて魅力を発信し、ブランドの定着と需要・産地拡大へつなげます。

写真：研修内容を熱心に聞く生産者