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大房大粒高松ぶどう いよいよ出荷

2022年07月19日


県内最大のぶどう産地であるかほく市で6月26日、同市特産デラウェア「高松ぶどう」の出荷が始まりました。
出荷当日は3軒の農家より、1,329キロ(650ケース)が出荷され、昨年より633キロ多い出荷量となりました。天候に恵まれ、着色も良く大房大粒で品質は良好。糖度は基準値の19度を大きく超える21.8度と甘味の強いデラウェアに仕上がりました。
出荷を迎え若手農家は「ほっとしている。子供の頃から食べている人も昔を思い出しながら、高松ぶどうを楽しんで味わってほしい」と初出荷を喜びました。
7月末までに650トンの出荷を見込み、北陸三県や関西、中京の市場へと運ばれます。
翌27日には、金沢中央卸売市場で初競りが行われ、最高ランク「特秀」2箱のデラウェアは、1箱5万円と、栽培100周年の2019年と並んだ最高額で取引されました。
高松ぶどう生産組合では、生産者の高齢化により後継者不足が懸念される中、地域のブランドを自分達で守り、若い農家が自信を持って栽培できる環境へつなぐため栽培100周年を迎えた2019年に特許庁へ地域団体商標を申請。今年1月に登録され、今年度から国が認めたブランド「高松ぶどう」として商標が印刷された出荷ケースで販売します。

 

写真:初出荷を迎えた高松ぶどう

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