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育てた大豆で「大海みそ」作り

2021年02月24日



かほく市立大海小学校3年生17名は1月23日、味噌が仕上がる寒仕込みに合わせ、地元に伝わる「大海みそ」作りを行いました。

材料の大豆は、昨年同市瀬戸町の髙﨑武義さんの畑で、児童が育て収穫し、選別作業を行った品種「エンレイ」を使用。

今年は新型コロナウイルス感染症の感染予防対策として、1グループ3人の6班に分かれて行いました。

髙﨑武義さんと髙﨑政勝さん兄弟の指導の下、真水につけ込んだ7.5キロの大豆をセイロで柔らかくなるよう蒸し上げました。湯気とともに大豆の甘い香りが立ち込めるなか、児童らは綺麗な味噌の色に仕上げるため大豆をしゃもじでかき回しながらしっかりと冷まし、ミキサーでミンチ状にしていきました。

ミンチ状にした大豆に米麹と塩を混ぜ合わせ、空気を抜かせたみそ団子を作り、樽に詰め、最後にカビ防止の塩をふって仕込みを終えました。児童は「キュウリに付けて食べてみたい」「みそ汁にしたら美味しそう」と味噌の仕上がりを心待ちにしていました。

「大海みそ」は10カ月間寝かした後、日頃学校生活でお世話になっている方々に贈られます。

 

写真上:大豆をミンチ状にする様子

写真下:大豆を冷ます児童

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