甘いアンジェレ収穫・出荷
2020年08月17日
6月25日、津幡町市谷の農事組合法人市谷はJA全農式トロ箱養液栽培システム「うぃずΟne」によって栽培されたミニトマト〝アンジェレ〟の収穫を行いました。
初日の出荷量は約10キロ、今年は約140キロの出荷を目指しています。色・形など果実の生育は順調。生産者は、真っ赤に熟した〝アンジェレ〟を1つ1つ確かめながら慎重に収穫しました。津幡町河北潟干拓地の集出荷場に運ばれ、選別後、JA全農青果センター㈱ジャコム石川青果センターに出荷。初日に収穫したアンジェレの糖度は8.9度と、糖度の高いものを出荷することが出来ました。
アンジェレは、甘みが強く、旨味系アミノ酸や抗酸化作用を持つリコピンも豊富です。また、ヘタが無く、とても食べやすい〝スナック感覚のミニトマト〟で、酸味が苦手な子どもでも手軽に食べる事ができます。
JA全農式トロ箱養液栽培システム「うぃずOne」は、水稲育苗ハウスや遊休ハウスなどを有効に活用しながら、安価な栽培システムをつくることを目的としています。「うぃずΟne」の導入は、水稲と園芸作物との複合化を可能にし、当JA自己改革の基本目標にある「農業者の所得増大」の実現に向けた取り組みの1つとなっています。
写真:アンジェレを収穫する前田代表理事