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育てた大豆で「大海みそ」仕込み

2020年02月10日


かほく市立大海小学校3年生19名は1月29日、味噌が仕上がる寒仕込みに合わせ、地元に伝わる「大海みそ」作りを体験しました。材料の大豆8キロは、同市瀬戸町の髙﨑武義さんの畑で、昨年5月に種を植え、児童が育て、収穫・選別作業を行った品種「エンレイ」を使用。

みそ作りでは、髙﨑武義さん、髙﨑政勝さん兄弟の指導のもと、大豆が柔らかく蒸し上がるように、2日間水に漬け込んだ大豆をセイロで蒸し上げました。大豆の甘い香りが立ち込めるなか、試食した児童は「甘くて美味しい」と喜び、蒸し加減を確認しながらミキサーでミンチ状にし、米麹と塩を協力し混ぜ合わせ、丁寧に捏ねました。

最後に、児童が「味噌のおにぎり」を作り、樽に詰め、仕上げのカビ防止として塩をふって、仕込みを終えました。

指導した髙﨑武義さんは「今年は宝達山からの湧水を汲んで、その水を使った。美味しい味噌になると思う」と話しました。

仕込みをした「大海みそ」は今後、学校でしっかりと保管され、10月末には児童に配られる予定です。

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