育てた大豆で 「大海みそ」 作り(大海小学校)
2019年02月08日
かほく市立大海小学校3年生17人は1月25日、寒仕込みに合わせ、地元に伝わる 「大海みそ」 作りを体験しました。
材料の大豆8キロは、同市瀬戸町の髙﨑武義さんの畑で昨年、児童が育て収穫し、選別作業を行った品種「エンレイ」を使用。
髙﨑武義さんと髙﨑政勝さん兄弟の指導のもと、大豆が柔らかく蒸し上がるように2日間水につけ込んだ大豆をセイロで蒸しあげました。
大豆の甘い香りが立ち込めるなか、試食した児童は 「柔らかく、甘くて美味しい」 と喜びながらも、真剣に蒸し加減を確認し、ミキサーでミンチ状にしていきました。
ミンチ状の大豆に米麹、塩を混ぜる作業では、協力して美味しくなるようしっかりと混ぜ合わせながら捏ねていきました。
最後には、空気抜きのみそ団子を作り、樽に詰め、仕上げのカビ防止のための塩をふって、仕込みを終えました。
仕込みした 「大海みそ」 は今後、学校で保管され10カ月間寝かした後、日頃、学校生活でお世話になっている人たちへ贈る予定です。