紋平柿の豊作を祈願(柿の木いため)
2019年02月08日
かほく市瀬戸町の柿団地で1月13日、同市特産「紋平柿」の樹木の生長や豊作を願う『柿の木いため』が行われ、地元の関係者と小学生11人が参加しました。
『柿の木いため』は、同地区に藩政時代から伝わる風習で一時期、途絶えたものの昭和58年に復活し現在まで続いている伝統行事です。
地元農家の髙﨑武義さんがナタで柿の木に傷をつけ「(果実が)なるか、ならぬか。ならねば切って燃やすぞ」と木を脅かすと児童たちは木に成り代わり「なります、なります」と大きな声を上げながら、木の周りを歩きました。
その後、児童が木を労わるように傷をつけた幹にぜんざいのお餅を塗り込み、豊作を祈りました。