JA石川かほく
HOME > 新着情報 > 高松ぶどう来年100周年 デラウエア初出荷

新着情報

高松ぶどう来年100周年 デラウエア初出荷

2018年07月11日



6月23日、種なしブドウ「デラウエア」の初せりが金沢市中央卸売市場で行われました。

石川県内ぶどう共販産地のトップを切って、かほく市高松産デラウエア、約900キロ(昨年約500キロ)がせりにかけられました。次々にせり落とされたブドウは、ご祝儀相場も手伝い高値で取引され、同日中に県内の店頭に並びました。

同市産のデラウエアは糖と酸のバランスがよく食べ応えがある大きめの粒が特長。今年は1月に記録的な大雪の影響でビニールウスの被覆作業などが遅れる心配がありましたが、4月以降は天候に恵まれたため、病害虫の発生もなく、房型・粒張り・着色ともに良好。平年並み(前年21日)の初出荷となりました。糖度も平均20と出荷基準の19を上回る仕上がり、最高品質の「秀」が9割を超えました。昨年実績86・5トンに対し、約90トンを北陸3県や岐阜、大阪などへ出荷。

高松ぶどう生産組合は60戸が約40ヘクタールで栽培。県内最大のブドウ産地です。

油野和一郎かほく市長はあいさつで、「高松で大正8年にブドウの生産が始まり、来年は100年という、大きな節目を迎えます。生産者の努力と市場、仲卸、消費者の協力とご愛顧の賜です。次の100年に向けて頑張っていただきたい」とエールを贈りました。

また、同市キャラクター「にゃんたろう」と当JAキャラクター「ほくの里」も高松ぶどうをPRしました。

ページTOPへ