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H29.10.30 「高松紋平」だいだい色に染まり 出荷開始

2017年12月07日


かほく市特産柿「高松紋平」が10月30日、同市夏栗の当JA高松集出荷場で昨年より2日遅く、初出荷を迎えました。

出荷した高松紋平柿生産組合では、81戸の農家が19ヘクタール作付けしています。

この日、同組合員の手作業による選別作業が行われました。脱渋した2トンの柿を1つひとつ手にとり、目視でキズや汚れをチェック。選果ラインに乗せ、色と形で3等級、重量で5段階に選別、箱詰め作業を行いました。

今年は台風による被害はほとんどなく順調に成育し、例年並みのきれいな柿に仕上がりました。

紋平柿は滑らかな歯ざわりが特長の渋柿。二酸化炭素を用いてむら無く脱渋しており、渋を抜いた紋平柿はとても甘く、選果を行う前に渋みの抜け具合を検査するなど細心の注意を払い出荷を行っています。

今年は11月下旬までに昨年より9トン多い65トンを見込んでいます。金沢市場を中心に最盛期には京阪神市場へも出荷予定。JAグリーンかほく「そくさいかん」でも販売されます。

出荷に先立ち14日に、紋平柿生産者大会が開かれ、生産者約50人が出席。出荷基準等の確認のほか、市場との意見交換も行われました。

また31日には、金沢市中央卸売市場で初競りが行われ、油野和一郎かほく市長と当JA井上信一代表理事組合長が市場関係者に向け「高松紋平」のトップセールスを行いました。

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