JAバンク石川信連

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金融円滑化にかかる基本方針、体制の概要および実施状況

平成30年5月15日
石川県信用農業協同組合連合会

 当会は、農業者の協同組織金融機関として、「健全な事業を営む農業者をはじめとする地域のお客さまに対して必要な資金を円滑に供給していくこと」を、金融機関として最も重要な役割の一つであることを認識し、その実現に向けて取組んでおります。
 「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置法」は終了しましたが、引き続き当会の金融円滑化にかかる措置の実施状況について公表いたします。

  • 金融円滑化にかかる措置の実施に関する方針の概要 当会では、金融の円滑化に関する基本方針を定めた「金融円滑化基本方針」を、理事会にて以下のとおり制定しております。
    金融円滑化基本方針(概要)
    • 新規のご融資のお申し込みに対する柔軟な対応
    • お借入条件の変更等負担軽減のお申し込みに対する適切な審査
    • 他の金融機関・外部機関等との緊密な連携
    • お客さまの経営相談等、経営改善に向けた取組みへの支援
    • 新規のご融資・お借入条件の変更等のご相談・お申し込みに対する適切かつ十分な説明
    • 当会の金融円滑化に関する体制整備

    (注) 方針の全文については、こちらをご覧下さい。

  • 金融円滑化にかかる措置の状況を適切に把握するための体制の概要 当会では、金融円滑化にかかる措置を適切に把握し対応するため、以下の体制を整備しております。
    • 理事長以下、役員・部長職を構成員とする「コンプライアンス委員会」にて、当会の金融円滑化にかかる対応を一元的に管理し、組織横断的に審議することとしております。また、重要な内容については、理事会へ報告することとしております。
    • 営業管理統括本部長(常務理事)を「金融円滑化管理責任者」、営業部を「金融円滑化管理責任部署」として、当会全体の金融円滑化にかかる対応状況を把握することとしております。
    • 営業部および農業金融センターに「金融円滑化管理担当者」を設置し、各部署における金融円滑化にかかる対応状況を把握し、金融円滑化管理責任部署へ報告することとしております。
    • 金融円滑化にかかる取引の実施状況について、記録を作成し、当該記録は5年間保存することとしております。
    体制図
  • 金融円滑化にかかる措置に関する苦情相談を適切に行うための体制の概要
    • お客さまからの、金融円滑化にかかるご相談および苦情の窓口を営業部に設置しているほか、農業金融センターにおいても承っております。
    • 営業部および農業金融センターで苦情を受けた場合には、当会所定の手続きに従って、速やかにリスク管理相談部に連絡し、金融円滑化管理責任者と連携のうえ、適切な対応を実施する体制を整備しております。
  • 金融円滑化にかかる措置をとった後において、当該措置に係る中小企業者の事業についての改善又は再生のための支援を適切に行うための体制の概要
    • 金融円滑化管理責任部署を中心に、お借入条件の変更等を行ったお客さまの経営状況や経営改善計画の進捗状況を継続的に把握し、必要に応じて経営改善または再生のための助言等を行う等、お客さまへの支援について真摯に取り組みます。
    • 特に、農業者のお客さまに関しては、当会の農業経営アドバイザー資格者が経営相談等を行う体制を整備しております。
    • また、経営相談、経営改善・再生のための支援能力向上のため、当会職員に対し、必要な研修、指導を行っております。
  • 貸付条件の変更等の実施状況
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